怒りが続くと、肝臓にストレスが入り視力が落ちることもあります。

東洋医学では、心、肝、腎、肺、脾の五つの臓器と、七つの感情の喜、怒、優、悲、思、恐、驚のバランスがくずれると、将来体調が優れなくなります。

小さな頃から兄弟げんか、成長すると共に自分の思いどおりのならな現実で怒りがつづく。

長年、お子さんの体調を観察していると、怒りに満ちた子は視力が落ちる傾向にあります。
また、怒るにも体力がいりますので、エネルギーが消耗しますと、免疫系も落ち病気にかかりやすく、怪我の回復なども落ちます。

そして、体力、エネルギーが不足すると気力が落ち、そこから脱したいがため長時間寝ます。

大人でも、怒りで体調をくずすことが多く、女性ですと婦人系の不調が顕著にあらわれます。

ご本人が、あまり怒りの感情を抱かなくても、身体に怒りのストレスが溜まりつづけている部位があります。

そのストレス・チェックが前頭部です。
怒りのストレスがつづくとオデコが硬くなってきます。

何かで怒り出すと、過去に怒った記憶がよみがえるようで、いっそう肝臓に負担をかけます。

毎日、小さな怒りを溜めつづけると、片頭痛や目のつかれ、肩周辺のコリや痛み、休みたい気持ちが強くなるので、だんだんと体調が悪くなってきます。

お客さまに、よく話している対処法は、どこか旅行に行った時の楽しいイメージで仕事をしてくださいと。
お客さまから「それ、理想ですけど無理」といわれます。

楽しいイメージ、過去楽しかったことをイメージするクセをつけると、自分の感情をコントロールできるようになります。