人の心は、環境によって突然変わるのかと思い知りました。
とくに、我慢強くて、どちらかといえば細かく考える心配性の人は、心身の状態がすぐ変わってしまうのかと実感しました。
入院中の母親の面会で、2日前までは弱音を吐くことがなかったのに、今日はかなり理性を失った言葉ばかり口にしてました。
3週間前、退院が決まりA部屋に移動してから体調が悪くなり、今までいたB部屋に戻され、だんだん回復したところで、昨日またA部屋に戻されたようです。
わたしも、面会でA部屋に入ったとき部屋の空気が重く感じました。
部屋中、不安感で満ち溢れてました。
母親もわたしも、いろいろな意識に敏感なので、今までは他のマイナス感情が入らないようにしていましたが、体力が落ちている母親は、胆力が落ちマイナスの感情を防御できなりました。
A部屋に居続けると、他の方の不安感で頭や首肩が緊張しますので、よけい本人も不安になりやすい。
これは、高齢者に限らず、どんな年齢でも、何かのきっかけで喜怒哀楽が激しくなったり、体調をくずすことと一緒です。
疲れて、体が弱ってくると病気にかかりやすくなりますが、そんな時は喜怒哀楽が強くなります。
理性から遠のくと、喜怒哀楽が激しくなりますので、ゆくゆくは体調不良に見舞われます。
理性的に、ものごとを考えるクセをつけると、愚痴や不満も少なくなりますし、マイナスの感情も受けにくくなり健康になって行きます。
マイナスの感情になりにくいカウンセリングと、脳をいったん休ませる為に、頭のねじれを取る調整が大切です。