慢性的な片頭痛の方は、何かしらの不安をもっています。
頭の調整をしていると、具体的な内容までは分かりませんが、不安な気持ちが私の方に伝わります。
また、片頭痛の方の側頭筋の左右の硬さのアンバランスから、眼神経、上顎神経、下顎神経の三叉神経の流れがわるく、それが不安をより一層強くしているようです。
神経の伝達物質の流れがわるくなると、首肩などが緊張しますので、自律神経がみだれ不眠になることもあります。
そのような状態になると、常に何かを考えますので、心身ともにリラックスできません。
就寝時も、潜在的に何かを思っていますので、夢を見ることもあり気が休まりません。
ご自身で、努力していただくのは、できるだけ考えない時間を増やすことだと思います。
何かを思ったり考えたりするときは、決まってネガティブな内容が強いと思います。
頭の施術で、緊張した交感神経を穏やかにし、副交感神経を優位に調整すると、不安や悩みがかなり少なくなるのが実感できると思います。
気持ちが楽になったときに、思いっきり悩みますと、また自律神経がみだれ片頭痛や不安になってしまいます。
施術後、気持ちが楽になった時、いつもの不安な気持ちにならないように、呼吸をととのえてリラックスしていただければ良いと思います。