こちらに来られる方は、心理的なストレスで全身の緊張状態がつづいています。

それは、日頃の感情の浮き沈みにより、七情( 喜・怒・憂・思・悲・恐・驚の七つの感情)で、肩こりや腰痛などの不調になっています。

感情は自律神経のバランスを乱します。

自律神経のバランスを乱してしまうと、内臓の機能のバランスも乱れてしまいます。

たとえば、怒りの感情は肝臓の体力を落とし、心臓から送り出された新鮮な血液が体中にまわり、戻ってきた汚れた血液を肝臓で浄化しますが、肝臓の体力が弱っていると血液は汚れたままで、血液中の酸素や栄養素が少なくなります。

そうなると、体のだるさや肩こりや腰痛の原因になってしまいます。

肝臓以外、腎臓や肺、腸の体力が落ちている方が殆どで、血液の循環をよくするため内臓の体力を上げなくてはいけません。

内臓の体力低下は、内臓の適切な位置のズレもありますが、感情と内臓の相関関係で低下させることが知られています。

また、内臓の体力低下は、体によくない食べ物を長年食べても起こります。

内臓の病気はクリニックが専門ですが、内臓の体力が落ちて血行がわるくなっている事までは判りません。

検査で、原因不明なのに体調がわるいことはよくあることです。

その場合は、感情の浮き沈みで内臓が弱り、気力が上がらない状態や、肩こり腰痛などの不調になることが多々あります。

旅行のあとに疲れが残ったり、連休後、会社に行きたくない状態はココにあります。

自律神経の調整と、弱った内臓の体力を上げると、体調不調をととのえる事ができます。