感情で体調不良になります。

「病は気から」と言いますように、日頃からの感情のコントロールが上手くいかないと、肩こりや腰痛などの体調不良の原因にもなります。

年末になり、受験生のメンタルが落ちますが、この時期には特有の「心配・不安」の焦るストレス感情が新たに加わります。

人によっては「怒り」の感情も加わる学生さんもいます。

この「心配・不安・怒り」のストレス感情は、受験が終われば無くなるかといいますと、本人が、その感情の原因を自覚しない限り、記憶では忘れてしまっていても、こころ(潜在意識)に残ります。

その後の人生で、自分の思いどおりにならない時、また以前の「心配・不安・怒り」の感情が再燃し、こころが揺れはじめ悩んでしまいます。

こころが乱れますと自律神経もみだれます。

施術中に、お客様のさまざまな感情が伝わってきますが、「心配・不安・怒り」の3つのストレス感情があるとしたら、一番強い感情だけを穏やかになるよう調整します。

一度に、2つや3つのストレス感情を穏やかにすることはできません。

子どものストレス感情は、大人に比べ、強くこころが揺れています。

そのストレス感情が、私の方に感情伝染すると、同じ悩みや不安、怒りで、私のこころが揺れます。

今までは、それらの感情を瞬時に抜くことができましたが、ネガティブな感情が強いと、全て抜くのに何時間か掛かってしまいます。

私自身、施術中、私のストレスがお客様に感情伝染しないように、日頃からネガティブ感情を可能な限りゼロにし、自己コントロールしています。

ストレスや悩みが無くなると、一日中、爽快感を味わうことができ疲れません。

ご本人が感じない無意識(潜在意識)領域から、ストレスや悩みを半分取れれば、かなり楽になります。

施術後、心身とも楽になる方は、その後、同じように焦りや悩まなければ、ストレスや不安になることはないと思います。

ご自身でストレス感情を解消するには、就寝前に、何も考えず、目をつぶり、丹田(ヘソ)に意識を置いて、ゆっくり深呼吸20分間をオススメします。

また、日頃からのガマンは禁物です!