最近多い首痛。
首痛の原因はいろいろありますが、共通するところは姿勢がわるく猫背気味で、腰が反り股関節が硬いところ。
股関節が硬くなると、頭痛になりやすいのですが、片頭痛の方は頭が重い方も多く、首にも負担がかかりやすく首痛になるケースが増します。
首痛を調整するには、からだの土台の骨盤周辺をゆるめ、その次に腰椎周辺の筋肉をゆるめ、そして胸椎の硬さをとり、最後に首周辺の緊張をとります。
全身の整体の場合、骨盤、腰椎、胸椎、頸椎と、骨盤から首にある中間の神経の調整をすべて行いますが、どこまで回復するかはお客さまの体力次第です。
一度の施術で、どの位まで調整できるかは、その方の自然治癒力次第となります。
自然治癒力の源は、頭から骨盤の中央の仙骨まで流れる脳せき髄液の循環スピードと言われています。
脳せき髄液の循環スピードを確認するためには、脳呼吸といわれる頭の骨の呼吸(膨らんだり縮んだりする)を手で確認しなければなりません。
肺呼吸は、息を吸うと胸がふくらみますが、脳の呼吸も同じ動きがあります。
首痛や、他の体調不良の方の脳呼吸が浅くなっています。
頭の骨の関節が硬くなると、脳呼吸は順調に行われていても手に伝わる振動(脳の屈曲伸展)が浅くなります。
頭の骨のどこの動きが弱いかを見極め、動きがわるい骨(関節)を調整して動きをよくします。
そうすると、脳の呼吸もよくなり首痛や体調不良もよくなってきます。
首痛や他の体調不良を感じない方も、仕事や家事で疲れがとれない事があると思いますが、その時も脳の呼吸が低下していると言われています。