肩こりや腰痛などの体調不良の方々の多くは、骨格のゆがみの他に脳が疲れ過ぎています。
一日中、何かを考えながら生活をしていますと脳が疲れてしまいます。
休日になると、仕事がない分だけ身体的なストレスが軽減しますが、脳が活動していますから精神的なストレスは軽減しません。
休日に、何日休んだか忘れるくらい休むと精神的なストレスも軽減してきます。
しかし、また仕事に復帰する前日から、精神的なストレスは溜まっていきます。
また、定年退職された方にはストレスが減少しているかといえば、生活環境によっては今までどおり高いストレスのお客さまもいますが、日によっては精神的なストレスの高低は存在します。
精神的なストレスは、頭・顏の神経の調整時に手に伝わるビリビリ感で確認しています。
脳が疲れ過ぎる期間が長くなると、ウツ状態になり気分が落ち込む方もいます。
ウツ状態になると、脳内の神経伝達物質のセロトニンが不足していると言われていますが、その根拠が正しければ、すでに薬が開発されてもおかしくはありません。
抗うつ剤を服用されたお客さまにお聞きすると、22年間で殆どの方は効果を感じなかったと話されますが、効果的な方もいるかもしれません。
脳が疲れ過ぎている方は、内臓(感情と内臓の関係)も疲れていますので、疲れ過ぎた内臓を調整し血行をよくします。
骨盤の調整で、体幹(骨格)のねじれを正しながら、最後に椀神経と三叉神経から身体的なストレスと精神的なストレスを抜き、自律神経を調整していきます。
脳が疲れ過ぎている方やウツ状態の方は、日ごろから呼吸をととのえリラックスするようにしてください。
そして、朝日を浴びることも効果的です。