寒くなってきましたので、身体がガチガチ状態の方が多くなりました。

ご自身の身体が硬すぎても、その硬さが分からない方が殆どですが、何となく肩首がつっぱるような気がしている方も全身はガチガチです。

特に、背中が硬い方は、交感神経(緊張モード)が優位になっていますから自律神経はみだれています。

首から背中にかけて、何となくハリがある方はその時点で副交感神経(リラックスモード)が働いていないので、これもまた自律神経はみだれています。

自律神経系の交感神経は背骨の左右に分布し、副交感神経は脳と仙骨に分布し、ともに内臓へつながっていますので自律神経がみだれますと内臓の体力も落ちます。

内臓の体力が落ちると、身体のすみずみまで流れる血液(酸素、栄養素)の供給が不足し体調不良になります。

自律神経系の安定はひじょうに重要で、自律神経の失調状態になると肩こりや腰痛などの体調不良になります。

自律神経系が正常か否かの見分け方は簡単です。

肩こり腰痛、ストレスなどの体調の変化以外に、たとえば、休日と平日の差で、休日の方が気分よくリラックスできれば失調状態です。

平日も休日も関係なく、忙しい仕事中でもリラックスできれば自律神経系は安定しています。

ここは個人的な感想です。

交感神経が優位になりますと、リラックスしても副交感神経は働きにくくなりますので、交感神経の緊張状態がつづきます。

自律神経系を安定させるには、骨盤の調整で体幹のゆがみを調整しますと全身の筋肉がゆるみますので、それから内臓と脳のストレスをとり身体をととのえれば、身体がガチガチ状態から解放されるでしょう。