人の言葉というものは、時には相手を励まし元気になるエネルギーとなり、時には辛く余計に落ち込ませる結果になることもあります。
励ましたつもりでも、イヤな感情として受け取られると、コミニケーションどころの話ではなくなる。
整体も、身体の調整は基本ですが、体調不良のもう一つの原因は感情にあります。
毎日、どのような感情で過ごしているのか。
疲れても充実した1日なのか。
つらく悩みつづける1日なのか。
その感情によって体調は大きく変化します。
数年ぶりに、何年も利用されていたお客さまが来られました。
そのお客さまに言われた言葉に、
「あの時はイライラしていて先生の言葉の意味がわかりませんでした。最近、ふと思い出したら当たり前の話をしてくれたのですね」と。
正直、何を話したか、皆さんにいろいろと話しているので、どの言葉かわかりません。
説教じみた話だとストレスを感じるかもしれません。
それから、トーンを落としましたが、好きな方には話しています。
基本は、引っ掛からない心にする。
悩みや不安怒りは、心が荒れている状態なので、何故心が揺れるのかを振り返えっていただく。
ご本人に、その情報を入れるのいが手っ取り早いのですが、悩んでる最中にそんなことを言われても対処できませんね。
まさか、不安や悩み怒りの感情が、肩こりになったり腰痛、他の体調不良になっているなんて理解できないと思います。
わたしの方は、施術中にお客さまの不安感を抜いて安心感の意識を入れてますが、早く改善するには、ご本人が気が付くことが1番の特効薬です。
そのことを、話しすぎると逆にコミニュケーションが破綻してしまう。
お客さまの、つらい思いを受け止められず、わたしの至らなさです。
最近は意識の交換だけにしています。
お客さまには、最近はあまり話していませんと言うと「わたしには話して下さい」と言われたので、簡単な感情の書き換え方を話しています。
昔、御師匠さんに「不平不満の類は微塵も出さないこと」と言われ実践してきました。
しかし、たまに悩みますが深くは悩まず、これからできる事を徹底して探求してます。
話の伝え方も、進化しなければならないと思っています。