怒りっぽい人は体が硬い。
若い内は、怒りっぽくても肩こりや腰痛などで止まっていても、
晩年まで怒りがつづくと、理性を失いきびしい状態になりやすい。
内臓では、肝臓が弱りますから新鮮な血液が全身に流れにくく、
それだけで体が硬くなります。
70歳以上の方は、体が硬いと思っていても、それをどうにかしようと思わないようです。
何故、体が硬いと思ってないかというと、自律神経が正常に働いていないのです。
肩も腰も、痛みが強くならないと判らない。
全身に、汚血が循環してるわけですから、肝臓以外も他の臓器もどんどん弱くなって来る。
内臓が弱ると身体も弱ってきますから、怒りっぽい人は自由な体にならない為、
よけい怒りっぽくなりやすい。
怒りっぽくなると、徐々に理性がなくなりますから、その次の段階はどうなるでしょう。
物忘れが多くなる。
物忘れが多くなると、自分の思い通りにならない事から更に怒りっぽくなる。
ここまで行くと、更に血行が落ちますから、ちょっとした運動では回復はむずかしい。
そのまま進むと我を忘れてしまう。
自分は誰かも判らなくなってしまう。
今まで、何十人も観てきましたが、怒りっぽい方は晩年きびしいですね。
頭の骨もカッチカチですから、自律神経は乱れるどころの騒ぎではないのです。
「怒らないようにしてください」と話しても、中々できませんね。
潜在意識の問題なので、自分では制御できないのです。
脳の問題ではありません。
頭の中も怒ってるし、こころの中、潜在意識も怒っている。
予防のための全身調整、血行をよくすると体の硬さも良くなってくるのですが、
ガンコな方は束縛されるのを嫌うので、定期的な施術はむずかしい。
施術で良くなるのですが。
ご本人はリラックスしているのに、頭の中と潜在意識は怒りでいっぱいです。
いつも、プレッシャーを感じている事さえ分らない。
怒りが、家族にも伝染して皆さん怒りっぽくなります。