猫背と肩こりの方の殆どは、仕事などの座りっぱなしの生活時間が長いと思います。

猫背と肩こりは呼吸の仕方にも関係性があります。

女性は胸式呼吸がおおく、男性は腹式呼吸といわれております。

呼吸が浅い方は殆ど胸式呼吸ですが、胸式呼吸の場合、呼吸と同時に横隔膜(肋骨)を
上下に動かせないのです。

胸の横隔膜の上下運動は、上半身の筋肉と内臓のマッサージの役割もひめていますから、
胸式呼吸の方はどうしても前のめりの姿勢になりやすい。

施術中、仰臥位(あお向け)の時にどちらの肺がふくらんでいないかを必ず見ます。

腹臥位(うつぶせ)でも、呼吸の深さ浅さを常に観ています。

呼吸が浅いと血行が悪くなります。

血行がわるくなると、肩こり腰痛にもなりますし、何より気力が出ないのです。
寝ても疲れが取れないし、休みたくなる。

手軽にできる横隔膜の緩め方は、あお向けになって腹式呼吸。
あお向けになることは、身体が脱力しているということです。

骨盤矯正でも骨格調整でも、脱力しないと調整がうまくいきません。

腹式呼吸ができてくると、椅子に座っていても出来るようになります。

腹式呼吸で、猫背と肩こりはで軽快してくるしょう。