日頃から、徐々に溜まる何らかのストレス。
ストレスの原因はいっぱいありますが、その殆どは感情的なところ。
ストレスがたまり、だんだんつらくなる肩こりや腰痛など。
肩こりや腰痛の方の共通点は呼吸が浅いこと。
ストレスと感じたら、自分でできる呼吸法は、リラックスしながら腹式呼吸。
お腹を意識し、腹式呼吸をしますと、肋骨の柔軟運動にもなります。
肋骨の下に、横隔膜という膜がありますが、その膜が固くなることで呼吸が浅くなります。
殆どの方は、左側が固くなっていますが夏の疲れがとれていない証拠です。
夏といっても、今年の夏か、昨年の夏、もしかすると3年以上前の夏かもしれません。
身体の左側が固くなりますと、左側の内臓の動きが悪くなります。
そうすると、全身の血流が落ち、栄養素や酸素が行き届きません。
アタマも酸素不足になると、片頭痛になるかもしれません。
施術では、春夏秋冬の疲れをとりながら、今現在のストレスを一緒にとります。
例えば、毎日晩酌をしたり、毎日イラッとすることがある方は右の肝臓が疲れています。
疲れている肝臓だけ調整すればOKという訳でもありません。
肝臓を調整すると、肝臓に関連した他の内臓の体力が落ちます。
他の内臓の体力が落ちると、また違う内臓の体力が落ちることもあります。
内臓の体力が落ちるとは、血流が遅くなるという意味です。
体調がよい時も、内臓の働きは100%ではありませんから、その中でその時の体力がなさそうな
内臓だけを調整します。
5ケ所の内臓の体力が落ちているなら、疲れすぎている3ヶ所以内の内臓を調整。
全部の内臓を一気に調整すると、体内循環の補正がうまく行かないことがあります。
内臓の体力が落ちますと、イライラしたり不安になったり、感情的になり気力が落ち疲れます。
そのような状態では自律神経がみだれ、元気の「気」が抜けています。
自律神経は、骨盤矯正中の5分前後でみだれが安定し、体内に気が充満してきます。
自律神経の乱れが多く、気が抜けている方は施術後、かなり眠くなります。
副交感神経を、優位に働かせながら、気を充満させているので殆どのお客様は眠くなります。
はじめての方で、眠くならない方は、自律神経の乱れが安定しづらい傾向にあります。
腹式呼吸で、ストレスや肩こりがとれないなら、施術で体のゆがみを取ってから腹式呼吸をしましょう。