夏の疲れといっても、一年中疲れている方の背中は左右硬くなっています。

夏の疲れの方は、左側の背骨の横が盛り上がっています。

盛り上がる理由は、左の腎臓が背中方向にズレます。

肉体的な疲れのほか、何か心配や不安なストレス感情があると、左側の背中(起立筋)が張って盛り上がります。

そうすると体の状態は、頭が重くなりますから頭を支える首に負担がかかり、だんだん首肩の緊張でつらくなってきます。

その状態が長くなると、逆に首肩のつらさを感じなくなってきます。

自律神経が乱れすぎて、神経の流れが失われた状態になりますので肩こりの自覚がなくなる方もおります。

自分で肩をさわって、はじめて肩こりに気がつくとか、美容院で肩のマッサージをしてもらい「肩凝ってますね」と言われても肩こりの自覚がない方は、病気にかかったとしても自覚がないので注意が必要です。

その他の状態としては、頭が重くなっていますから、気持ちが落ち込みますし考えるだけで疲れてしまいます。

頭が重たい状態では、頭がむくんでいますから脳圧が高く、頭自体が捻じれています。

頭のムクミやネジレを取ると、頭が軽くなり今現在のストレスや悩みも減少するでしょう。

自分で、頭の歪みを取ることは難しいとおもいます。

人の頭と顏は、24枚の骨で構成されています。

一枚の頭の骨を正常な位置に戻すと、他の骨がゆがみ内臓の体力が落ちます。

頭と顏の骨は、内臓機能に直結していますので、頭顏と内臓の微妙な調整が必要となります。

頭顏と内臓の調整後、首肩のハリや背中の違和感が軽減されますが、一度で完全になくなりません。

なぜ、一度で完全に改善されないかについては、お客様の体力が完全に回復していないからです。

自己治癒力、ご自身の体を治する体力があれば、肩こりや首の違和感にはなりません。

その為、首肩のコリだからといって、首肩だけが原因とは限らず、全身の調整が必要となってきます。