「疲れやすく元気がでない」原因は、いろいろとありますが、一つ目はやはり、日頃からの感情のストレスにより内臓の働きが落ちていることだと思います。

特に、今の時期は肝臓の疲れが溜まっていて右半身の不調となります。

この状態は、梅雨をはさみ初夏までつづきます。

左半身の不調の場合は、昨年の夏の疲れが残っていて、左右に不調がある場合はフォーシーズンの疲れが抜けていないことになります。

肩こりや腰痛などの不調は、季節によって自律神経がみだれ、日頃の心理的なストレスとの相乗効果で、内臓が疲れてしまい血行がわるくなり、肩が弱かったら肩こりになり、腰が弱いとしたら腰痛になります。

施術は、疲れ切っている内臓の調整をおこないますが、疲れている内臓をすべて調整するのではなく、特に疲れている1~2ヶ所を調整します。

その後、内臓の体力をみながら、ほかの疲れた内臓を一ケ所ずつ調整していきます。

調整をした後、一時的に体力が下がり、自律神経も調整されますので、血行がわるく体力がない方は、怠くなったり眠くなったりする事があります。

太陽神経叢の乱れも大きくかかわります。

二つ目は、体内の「邪気」が溜まりつづけ、「元氣(元気)」の氣が体内に流れにくくなっています。

東洋医学の邪気は、風邪や暑さ、寒さ、乾燥、湿気、飲食の多さ、働き過ぎ、疲労感などが「邪」とされ「病」の原因となています。

季節の変わり目、仕事、疲れ、飲食の過多や栄養不足などのストレスが病の原因となります。

「病の前」には必ず、体調不良のサインがあります。

それが、「疲れやすく元気がでない」状態や、腰痛や肩こりなどです。

全身の整体で、体や自律神経を調整し「疲れやすさ」を改善しましょう。