肩こりで吐き気の方の状態は、肩周辺の血行不足が大きな要因です。
肩こりで、吐き気まで行ってしまう方は、肩や首の硬さもさることながら頭が重い方ばかりです。
日頃から、忙しすぎる方や考え過ぎる方は、首と頭の境目が硬くなりますので、どうしても脳への血流がおそくなります。
血液のなかに、酸素や栄養素が入っていますので、その血液の循環がわるくなりますと筋肉や細胞の代謝に影響がでます。
とくに、ストレートネックの方は、頭の重さが首への負担となりますから、首や肩こりの原因になります。
また、筋肉を強めにマッサージしますと、筋肉の繊維や毛細血管が切れてしまいますので、マッサージした箇所が更に硬くなります。
切れた筋肉の繊維や、毛細血管を修復するために、マッサージをした所が痛くなるようなモミ返しがおこります。
週に1~2回のマッサージでも肩がこる方は、このような状態になっているかもしれません。
肩こりで吐き気になる方は、首や肩こりだけの問題ではなく、別な場所が原因の場合が多々あります。
体の重心が、前や後ろになっているとか、体の左右にあるとか、そのような姿勢の状態の時は、肩以外のどこかの筋肉にストレスがかかり、その筋肉がさらに肩への負担となります。
ここは、神経の検査をしないと、どこの筋肉に負担がかかっているのかが判りません。
また、体の重心と姿勢の問題でも、内臓の位置が微妙に変わってしまいます。
内臓の位置が少しでも変わると、内臓にストレスがかかり、内臓自体の働きが落ちてしまいます。
内臓にストレスがかかり疲れてしまうと、キレイな血液が全身に流れにくくなります。
肩がこり過ぎて吐き気になる方は、全身の調整をした方がよいので、お近くの治療院に行かれることをおすすめいたします。