今月7月は、コロナやインフルエンザにかかった方の自律神経の乱れは強く、首肩周辺の緊張と血行のわるさで筋肉が硬くなっています。
それに加え、呼吸が浅く、深呼吸をしてもらっても、左右の肺がふくらみにくい状態の方が多くいました。
これでは、体もだるく、息が切れる状態だと思うのですが、疲れは多少あるものの、意外にも首肩周辺や横隔膜(肋骨)の違和感をあまり感じていない様子です。
感染症にかかり、病気が治り体力が回復はするものの、いつも通りには回復されないのでしょう。
また、感染症にかかったことがない方でも、自律神経の乱れは強く、肩こりや腰痛など、かなり状態が進行しないと違和感を感じない体になっています。
なんとなく、肩や腰にハリを感じる方も、かなり肩や腰周辺の硬さが目立っています。
自律神経は、内臓や血液のはたらきを自動的に調整していますから、心理的なストレスが溜まってくると自律神経の交感神経や副交感神経は、どちらも弱り乱れてきます。
なかでも、心理的なストレスを感知する上顎神経(顔面、上下のアゴ)の乱れが強く、実際、悩みやストレス疲労を抜く為の施術をしますが、お客様の強いストレスが、一時的に私の方に大きな乱れとして伝わってきます。
イヤなことを我慢し続けるとストレスになりますが、施術後は血行がよくなり自律神経も整いつつありますから、できるだけ嫌な事を思わないようにすると、肩や首周辺のコリもよくなってきます。