肩こりや腰痛などの体調不良の方々の殆どは、「上半身と骨盤が逆にねじれている」状態です。

骨盤のねじれは、左右のめじれの他、前傾や後傾の場合もおおく、骨格に付随した靭帯や筋肉が硬くなっています。

上半身と骨盤が逆にねじれている原因はさまざまで、日頃からの姿勢の問題が一番だと思います。

上半身のねじれは、猫背になりやすく体幹のバランスがくずれます。

お客さまの話しを総合しますと、「カーペットやソファーの上で寝落ち」「PCを2台同時に操作」「仕事で座りっぱなし」などで、体の軸がねじれます。

また、体の軸がねじれますと、内臓の位置が微妙にズレますから、ズレた内臓の体力が落ちますから血行不良や気分の浮き沈みの原因にもなります。

上半身のねじれは、顏や頭のねじれにもつながり、微妙に非対称の顔が疲れてくると筋肉のハリがなくなり、もっと非対称に見えることがありますが、調整後はもどります。

上半身のねじれは、肋骨にも影響しますから、とくに鎖骨付近の肺呼吸があさく、よけいに体力を低下させますので肩こりや首のこりの原因になります。

骨盤の矯正は、じっくり数分間時間をかけてただしい位置に戻しますから、持続性はあるにしても、ゆがみが大きい場合は、正常の位置にもどすまでは多少時間がかかります。

自分で、上半身と骨盤のねじれを防止するには、日頃からの軽い運動とストレッチですが、それでも体の軸は徐々にねじれてしまいます。

一旦、体幹がねじれてしまうと元に戻りにくくなりますから、その時は全身の整体で対処するしかないと思います。