何かを考え過ぎて悩みになり、その悩みが頭から離れなくなり疲れすぎている方がたくさんいます。

人それぞれ、大なり小なり悩みがありますが、小さな悩みを長く考え過ぎますとストレスとなり肩こりや腰痛の原因にもなります。

人が何かを考えすぎますと、脳の方に栄養や酸素供給が追い付かず、考えがグルグルまわり考えがまとまらなくなります。

そんな状態の時は、後頭骨を両手で持ちあげてみると頭がパンパンにふくれています。

考え過ぎの方は、おでこ(前頭骨)もパンパンになりますから片頭痛になるかもしれません。

頭の骨の関節(縫合)が、限界までふくれ過ぎてフウセンのようです。

そうなると、自律神経のみだれも大きく、ビリビリした生体電流が伝わってきます。

頭がパンパンになると、生命力の大元の脳呼吸がしにくくなります。

脳呼吸は、肺呼吸のほかに、脳も呼吸をしていて、脳が大きくなったり小さくなったりして呼吸しています。

その呼吸と同時に、脳の外側にある脳せき髄液というリンパ液が、頭から背骨を通って骨盤の仙骨まで流れています。

この流れで人間は生命を維持します。

それが自然治癒力といわれるものです。

頭の骨がパンパンになっていますと脳呼吸が制限されてしまいます。

頭がパンパンになっていない方も、脳の呼吸が浅い方もいます。

頭の骨も幾つかのパーツに分れていて、たとえば、おでこ(前頭骨)と耳の横の骨(側頭骨)は、関節によって分かれていて、関節が硬いところをソフトな圧でゆるめます。

脳の呼吸がスムーズにできるよう頭の調整をおこないます。

そうすると、自律神経も同時に調整でき、リンパ液や血液循環がよくなり、パンパンだった頭が小さくなると同時に全身がリラックスします。

施術後は、頭がスッキリするか眠くなるかは人それぞれですが、日頃の緊張から解放されます。