半年ぶりに来院されてお客さま。

町中で、何度かお目にかかっていますが、今回は杖をつきながら歩きにくそうな姿が痛々しい。
以前も、何度か杖をつきながらお越しになりましたが今回も座るのも辛そう。

背中から腰にかけて、広背筋と胸腰筋膜が左右とも盛り上がり、下肢の大腿後面の筋肉も張りすぎ。
その為に、立っても腰が伸ばせず前傾気味。

検査でカテゴリーをチェック。
そのカテゴリーの骨盤矯正と経絡調整、内臓と頭のねじれ調整で、痛みは少しあるものの、なんとか真っ直ぐ立てるようでした。

「わたしも、ひと月前は松葉杖をつきながら暮らしてました」と、同じ腰痛生活の話題がじつに新鮮。

寝る時の体勢、ベッドから起きる時の辛さ、クシャミや大笑いもできず、階段の上り下りがしんど過ぎること。
湿布薬も、ほとんど効果が期待できず、ただ自己調整の日々のよう。
ここも同じ体験談。

お客さまもわたしも、業種が違いますが同じセラピスト。

「人の意識が入り過ぎると体調がおかしくなりますよね」と話してましたが、わたしもその話には同感。

先月は、お盆でしたが、ちゃんと墓参りに行かれた方と行かれていない方では、体調がゼンゼン違います。

ご本人は、その違いが判らないかもしれませんが、生きている意識だけではないことに、お客さまも同じ体験があるようで、笑いながらうなずいていました。