昨日今日と、義母の告別式に列席していました。
長年、親族の介護にかかわってきましたが、特定の持病があるにせよ、最終的には腎臓の機能低下なのかと思いました。
高齢者の話しだから、自分にはあまり関係ないと思われるかもしれませんが、東洋医学では、冬になり寒くなると腎の働きが弱るとされています。
年齢にかかわらず、寒い冬は腎臓の働きが落ちる季節でもあります。
また、感情の変化も重要なところで、内臓と感情の関係では「腎は怖れ」とあります。
怖れは不安にもつながりますし、日常的に小さな不安や心配のストレスがありますと腎臓を傷め疲れさせます。
不安や心配は、高齢者に限らずどの年代にもあることです。
腎臓によい食材を食べると、よくなるかもしれませんが、不安や心配の感情がありますと、腎臓は疲れ体力が落ちます。
腎臓の機能の水分コントロールができにくくなると、足がむくんだり、足がつったり、足が重くなったりします。
肩こりや腰痛のお客様に多い、顏や頭のムクミも腎臓が疲れています。
あとは、夏の暑い時期に冷たい飲み物を飲んでいる方も腎臓が弱っています。
腎臓の体力が落ちても、他の内臓は元気なのかと言いますと、他の内臓も疲れ体力がないと思われます。
内臓の疲れや、内臓の体力が不足している方は、週末の休みが待ち遠しくなります。
体のだるさや、肩こり腰痛などの不調と、内臓の疲れがイコールだと思う方は殆どおられません。
健康診断の血液検査で、「特に問題はなし」の方が、なぜ肩こりや腰痛になるのでしょう。
内臓も自律神経が自動調整しており、自律神経が乱れると内臓の体力も落ち、血流の循環も落ちますから肩こりや腰痛にもなります。
特に、寒い時期になりますと、腎臓以外の内臓も弱りますから、内臓の調整は大切になります。
施術は、体の内側から調整し、全身を整えていきます。