日頃の心理的なストレスや、肉体的なストレスを受け続けますと、体を動かす生体電流(微弱な電流)は乱れます。

時に、ヘトヘトに疲れ切っている方のコメカミからの生体電流は乱れきっています。

一説によると、疲れてくると体内の生体電流は少なくなると言われておりますが、私は逆に多くなっていると実感しています。

指先から伝わる生体電流は、疲れがピークに達しているお客様ほど、指先から肘まで電流の強さで痛みを感じる程です。

あまりの生体電流の強さで、数秒間痛みを堪える程です。

その為、疲れ切っているお客様が玄関ドアを開けた瞬間、数メートル離れた室内の波長が一気に変わります。

軽かった室内が、一瞬でズシンと重くなります。

リピートのお客様のご予約時は、LINEの文章から、その疲れが伝わってきます。

そんな事を書きますと、怪しげに感じるかもしれません。

しかし、不調な方ほど体から発せられる乱れた波長を把握しなければ、整体後どれだけ穏やかな波長に変ったかを見極められません。

東洋医学の気の流れは、体から発せられる波長として、体感できる人もいれば出来ない人もいるものです。

人混みで体調を崩す方は、何となくお分かりになると思います。

リラックスし、穏やかな波長に変る時、生体電流も落ち着き自律神経も正常にもどりつつあります。

多くの皆さんは、過度に考え過ぎています。

何かを考える時、心で考えますが必ず脳を介して心で考えます。

その脳が、考え過ぎで疲れ果てると神経回路が上手く働きません。

興味や趣味の時、または建設的な考えの時は頭(脳)は疲れません。

しかし、何かを仕方なくやる時、マイナス思考の時は頭も体も疲れます。

個人的には、腹式呼吸でリラックスし、「今日一日、活躍できてありがたかった」と思って寝ます。

逆境の時も、そのように思うことにしています。

そのように思えなければ、頭の中にある雑念を一旦止めて、腹式呼吸をするのも良いと思います。

スマホを観ながら寝落ちや、悩み続けて寝落ちでは、脳機能が疲れきってしまいます。

常に考え続けますと、脳に近い肩こりや首の違和感は中々無くなりませんし、顏や頭のムクミも取れません。

ストレスを発散する為に、何も考えない就寝前の3分間の腹式呼吸を日課にしています。