5年ぶりに、椎間板ヘルニアと腰痛でお越しのお客様。

初回から、実に17年の歳月が経っています。

はじめは、整形で椎間板ヘルニアと診断され、痛みが治まらないのでお越しになられました。

カルテを見ますと、毎日通っていただいたので治りも早く、それでも2ヶ月ほどかかりました。

今回も、腰が痛みだしてから2週間が過ぎ、朝起きる時や寝返りを打つ時の痛みが堪えられなく、お越しになられたようです。

今回は、仕事の関係上、週に一度の調整からスタートしました。

多くのお客様と同様に、全身が硬くなっていましたので、腰を集中的にゆるめる為に、通常の骨盤の調整を2倍の時間にし持続矯正をしました。

施術、3回目までの痛みは一進一退をくりかえし、腰と左右の股関節付近の痛みがなくならなかったようです。

4回目で、最初の痛みを10とすると4まで落ちたようです。

歩くスピードや、施術中の移動もスムーズになり改善していることが分かります。

腰痛や肩こりなどの方は、どの時点で腰や肩に影響が出るかご存知でしょうか?

それは、赤ちゃん時代の「抱っこ」や、赤ちゃんがつかまり立ちをはじめる時です。

抱っこヒモも関係がありますが、まだ関節がやわらかい時に股関節に負担がかかります。

骨盤の調整は、現状の痛みより、赤ちゃんの時代にもどり調整しませんと改善できません。

赤ちゃん時代が、20年前であろうと、50年前であろうと、その時代にもどって腰や股関節、上半身の調整を行わないと、その方の腰痛や肩こりの根本はとれません。

それも、赤ちゃん時代は、完全に個人差がありますので、セオリー通りの調整では、また直ぐに腰痛が再発してしまいます。

腰痛や肩こりの方は、これまでの痛みやコリになるストーリーがあります。

その為、1~2度の施術では調整がむずかしくなります。