最近、肩こりの自覚がない方がメンテナスに来られています。
特に、横向きで肩を上に持ち上げると、首までも持ち上がってしまいます。
首が持ち上がるということは、明らかに首が硬くなっている証拠です。
しかし、肩こりはもちろんの事、首の硬さまでも判らない方が増えています。
もうひとつ気がかりなことは、いつもより疲れていないと話している事です。
ふくらはぎはムクミ、両脚は重たく、この季節特有の右半身の硬さと頭の重さがあるのに、それが全く分からないこと。
この状態が、一時的な状態であれば、あまり問題ではないと思いますが、この状態が長くつづいてしまうと、自分の病気を発見しにくくなります。
一般に、自律神経の乱れで、不調や痛みを感知できない方は８割を越えます。
肩こりや首コリを我慢していると、その内に治ってしまう方がおりますいが、それは痛みがつづいているのに自律神経が乱れすぎて、感知できない状態になっている場合があるということです。
その内、我慢できる痛みから突然、激痛になりあわてて医療機関にかけこんでしまう方もいます。
痛みを我慢といっても、慢性的な痛みになると、その状態がふつうになってしまい、激痛にならなければ何とかなると思い、そのままにしています。
肩こりや腰痛の痛みや違和感がつづきますと、その内、病気にかかりやすくなる事を知る方は意外に少ないものです。
