慢性的な肩こりの方は、皆さん3年以上も肩こりに悩まされている方ばかりです。
どうして、肩こりになってしまうかを考える人は少ないと思いますが、肩こりの一番の原因は血行不良です。
血行不良の原因は、内臓の疲れによるところが大きな要因ですが、内臓の疲れと、血行不良の関係が判らない方が多くいらっしゃいます。
血液検査で問題がなければ、内臓は健康だと思う人の方が圧倒的に多いと思います。
しかし、内臓は、そのときどきの感情で疲れてしまうことがあります。
それが東洋医学にある「感情と内臓の関係」です。
肝臓(怒り)、脾臓(悩む)、腎臓(恐れ)、心臓(喜び)、肺(悲しみ)です。
過度なストレスや、少ないストレスでも、毎日、何らかのストレスを溜めこんでいきますと内臓が疲れてしまいます。
内臓の疲れは、内臓自体の体力を下げます。
また、内臓の疲れはメンタル疲れにもなります。
そして、内臓の疲れで血行がわるくなりますと、肩がよわい方は肩こりになり、腰がよわい方は腰痛になります。
施術は、疲れた内臓をいくつか調整しますが、すべての内臓が疲れ過ぎていれば、すべて調整せず、2~3ヶ所の内臓を調整します。
弱った内臓を調整しますと、一時的に体力が下がりますので、その日の疲れ方を見ながら、すべての調整は控えています。
また、自律神経の調整も同時に行いますので、自律神経がみだれている方はかなり眠くなります。