ほとんどのお客さまは、緊張しすぎで肩こり腰痛になっています。
精神的に緊張しつづけると、血行不足になります。
どうして、緊張しているかといいますと、常に何かを考えていて脳が休まらないのです。
休日で、リラックスしていても、無意識に何かを考えている場合が多いと感じます。
また、就寝中に、夢を見ている方は脳が休んでいない状態ですし、夢を見ていないと思っている方も、夢を忘れている場合が多いと思います。
それに加え、他者の思いが入ってくる(感情移入)ことで、余計に脳が緊張し疲れ切ってしまいます。
特に、混雑した電車通勤や会社では、いろんな悩みや不満を抱いている人ばかりで、他者の悩みの感情移入で緊張し過ぎてしまい、メンタルが落ち疲れてしまいます。
自分の悩みや不満ならともかく、余計な他者のなやみや不満まで抱えているならば、もう緊張し過ぎて疲れ果ててしまうでしょう。
このように、緊張し過ぎますとストレスが溜まって血行不良になり、肩こりや腰痛などの体調不良になってしまうので、その過度の緊張をなくすために、自分でできる呼吸をととのえる方法がベストだと思っています。
呼吸をととのえますと、自律神経の乱れがおさまります。
お客さまには、丹田呼吸法を教えていますが、殆どの方は、身体はラクになってきますと止めてしまいます。
そしてまた、徐々に疲れがたまり過ぎて、体調がわるくなり、肩こりや腰痛になってしまいます。
丹田呼吸法は、どのくらい効果的かといいますと、個人的には、この呼吸法のリラックス効果に大分助けられています。
個人的な経緯を書きますと、開業と同時に介護をしながら仕事をしていましたが、祝日もなく休暇もあまり取らず週1の休みを14年間つづけていました。
介護者が2名になったところで、さすがに時間の余裕がなくなり週休2日にしましたが、休暇をとったのは22年間でほんの数日です。
丹田呼吸法をつづけたお蔭で、仕事日と休日のテンションが変わらず、毎日が日曜日状態で仕事をしていますから、ストレスを溜めない充実した状態をキープしています。
仕事中も、お客さまからの疲れや悩みを貰わないなうに、呼吸法でブロックしています。
丹田呼吸法の効果は、精神的なストレスや悩みをその場で発散させ、建設的な感情を持続できます。
丹田呼吸法に似た、マインドフルネス瞑想では、ウツや精神的な方が悪化するとありますが、やり方が間違っていると、そうなるかもしれません。
ウツなどのお客さまに、正しい呼吸法を教え良くなっていますので、自己流は余りやらない方が無難です。
激務のなかで、リラックスできれば、心理的な緊張もせず、肩こりや腰痛などにもならず充実した日を過ごせると思います。