3連休のお客さまを見ますと、「疲れすぎて体調不良がわからない」方がいました。
2~3ヶ月の方や、半年以上も施術期間が空いている方は全身がカッチカチ状態の方ばかりです。
中には、毎週ジムに通っている方でも関節が硬く血行不良で全身が硬い方がおられます。
ご本人は、「腰や背中がすこし張っているので来ました」と言われ、腰、背中以外は問題ないと話します。
しかし、全身の筋肉がカッチカチですと自律神経系も乱れていますから、腰、背中以外の不調がわからないのですね。
慢性的に、肩や腰の違和感があり、いつの間にか感じなくなる時は血行がよくなり治ることもありますが、自律神経系が乱れすぎて、もはや違和感や痛みがわからなくなる事があります。
健康に近い方は、身体の異常がすぐわかりますが、自律神経系がみだれ過ぎている方は何の違和感も感じなくなります。
多くの方は、腰痛や肩こりなどの不調が進行すると病気になることを知りません。
病気になる前に、肩こりや腰痛などの体調不良があることを知らないのです。
「ま~、その内治るでしょ」、「この位だったら我慢できる」と思う方が大変だと思います。
また、肩こりや腰痛などの体調不良と同時に、感情が不安定になることが多いのです。
ホルモンバランスがくずれると、感情の起伏が激しくなりますが、その頃には肩こりや腰痛などの体調不良になっている場合が多くあります。
それらは、病気になる前提のサインですが、感情の起伏が激しくなったからと、それで整体院に来られる方は殆どいません。
自律神経系がみだれ過ぎて体調不良が判りにくい方は、病気のステージが上がっても分かりづらいものです。
毎日の精神的なストレスがつづきますと、内臓の体力が弱り血行がわるくなり、そこから肩こりや腰痛などの体調不良になりますので、「その内、よくなるだろう」と、長期間放って置きますと病気に進行しますので気をつけましょう。

