坐骨神経痛は、左右のお尻の中央からやや外側の筋肉、梨状筋という筋肉の緊張や筋力低下により、その梨状筋から坐骨(座る位置)、足のうしろを通ってひざ裏、ふくらはぎの後ろ、または足首付近まで痛くなることがあります。

現在、施術中の方をみていますと、椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の複合痛や、純粋な坐骨神経痛の方、慢性腰痛と坐骨神経痛の方など、さまざまな状態があります。

特に、睡眠時の夜間痛で寝られないほどの痛みの方もおられます。

共通するところは、忙し過ぎて、身体のメンテナンスの時間がとれないところだと感じます。

また、足が冷え、足首の硬さや体の硬さが目立ちます。

梨状筋の緊張で坐骨神経痛になっている方以外、逆に梨状筋のハリがなく、筋肉が落下してしまっている方は、通常の坐骨神経痛の方より改善がおそくなる傾向にあります。

施術期間としては、ご自身で坐骨神経痛を回復できない体力になっていますので、最低でも週に1回の施術が最低ラインと感じていますし、2~3ヶ月はかかると思います。

週に2回の施術では、週1回より回復がはやい傾向にあります。

その時の回復状況をみながら、徐々に期間をあけていきます。

冷えで足全体の血行がわるいため、足裏から膝、腰の血行をみながら可視光線療法と、坐骨神経痛専用の調整、内臓の体力を上げる施術を行います。

また、脳内にある痛みのストレスを頭蓋セラピーで調整します。

痛みが強い方は、施術ベットに、うつ伏せ(腹臥位)などの動作が困難な方は、事前に痛み止めなどを飲んで来て頂くこともあります。