考えすぎるとうつ病になる。

十数年前、うつ病を研究していた時、どうやったらウツになるかを探り実際体験しようと思いました。

日頃から、ネガティブな思いを続けること3週間、体は怠く食欲もなくやる気が起きない
状態になりました。

気力が出ないのことが一番辛い状態でした。

何事にも無関心というか、よく「がんばれ」という言葉は禁句と言われてますが、
「頑張れ」の言葉を聞いても、無気力なので気にならないまで追い詰められていました。
気力が出ないと自信も落ちるのです。

そんな状態で、仕事はかなり厳しいものがありました。

セラピストは、人を治す仕事なので気力が落ちると致命的です。
自分が元気だからこそ、人様を治すことができるわけです。
これは、仕事から離れ長期療養を余儀なくされるのは当然です。

ひと通り、うつ状態を体験したので自力回復に努めましたが、立ち直れない辛さがありました。

自分で鬱になったわけですから、自分で回復できるわけです。

しかし、気力がないので回復に時間がかかりました。
結局、自己回復まで7ヶ月かかってしまいました。
3週間で鬱になったのに回復まで7ヶ月。
辛すぎる毎日を送りました。

どうやって治したかというと、出来るだけ頭で考えないようにし、散歩がてら腹式呼吸で少しずつ
回復させていきました。

腹式呼吸もやり方があるので、一般の腹式呼吸でうつが治る方もいれば改善できない方もいるでしょう。
腹式呼吸のやり方さえマスターすればかなり有効です。

うつ病寸前の方はいっぱいいます。

体が怠く食欲がない。
または、食べすぎて太ってしまう。

考えすぎ、心配性、不安、メンタル。

頭に、必要以上の酸素を送り続けているわけですから、頭以外の部分は血行不足で怠いわけです。

自律神経は乱れ、身体から氣が抜け過ぎている。

身体中に満遍なく酸素の血流をよくし、自宅でできる呼吸法を実践すれば解放に向かうでしょう。