足首が硬いと、首がこりますし肩こりや腰痛の原因になります。
殆どの方は、ご自身の足首が硬い感覚はありません。
足首の硬さは、首や肩こり以外も、すべての体調不良につながります。
足首の靭帯は、内くるぶし外くるぶしの各々5本ありまして、その内の1本が硬くなりますと立ち方のバランスを崩します。
特に、高齢者の方の足首は硬く、余りにも硬くなりますと歩行がむずかしくなります。
高齢者の方の足首は、靭帯が硬いため、カカトを上下に動かしますと1センチ位の幅しか動きません。
そうなると、上体は前屈みになり両肘は後方につきだし、やっとバランスをとり歩行することになります。
足首が硬いと、膝にも影響がでてしまい、ひざ痛の原因にもなります。
また、膝や足首が硬くなると股関節の可動に制限がでて股関節までもかたくなります。
施術の7割を足首の調整に使い、1センチから5センチ位まで可動領域を広げ、そこから股関節の可動をゆっくり緩めるようにし、最後に膝を調整します。
足首が硬い方は高齢者の方だけではありません。
デスクワークの方や、あまり歩かない方も足首が硬くかたまっています。
逆に、自転車を一日何キロも乗られる方の足首はやわらかい傾向のようです。
たまに、足首や股関節がやわらかいのに肩こりの方がおりますが、そんな方は頭が重い方ばかりです。
頭がムクミ過ぎて頭が重くなり、頭を支える首に負担がかかり、首コリや肩こりになり片頭痛の状態につながっている方もおられます。
頭のムクミで、首に負担がかかっている方は、小学生から高齢者まで、どなたでもおられます。
若い方で頭がムクミますと、無気力になったり体の疲れがとれません。
そんな時は、リラックスしながら骨盤の調整をし、頭のムクミを取る施術をしますと気力が回復します。