年末年始の大型連休から、ひと月になろうとしていますが、「もう、ストレスで限界かも」と思っている方が来られています。
身体は疲れるし、自分の思いどおりにならない現状に、感情は大揺れだと思います。
感情が揺れ続けますと、こころが緊張し、自律神経はみだれ続け、内臓の体力が落ちつづけます。
内臓の体力が落ちると、免疫や血行がわるくなりますから、頭痛や肩こり、腰痛などの体調不良や、風邪などの病気にかかりやすくなります。
ストレスは、自分の苦手(嫌い)なことをやり続けると、精神的や身体的ストレスが蓄積されますので、できるだけ苦手と思わないようにし、ストレスだと感じることを、深く考えないようにした方がよいと思います。
ストレスは、身体の体力(エネルギー)を消費します。
総エネルギー消費量(24時間相当)は、大きく基礎代謝量(約60%)・食事誘発性熱産生(約10%)・身体活動量(約30%)(厚生労働省e-ヘルスネットより引用)となっています。
基礎代謝は、寝ている時や呼吸をしている時、内臓の働きになど生命を維持するエネルギー。
食事誘発性熱産生は、食事をする時に消費するエネルギー。
身体活動量は、仕事や勉強、スポーツなど活動している時の消費するエネルギー。
体力が有る無しにかかわらず、マイナスの思いを深く考えつづけますと、自律神経がみだれ、身体活動量のエネルギーを大きく消費しますので、呼吸が浅くなり、疲れが取れず、腰痛や肩こりなどの体調不良になります。
全身の整体で、身体と自律神経をととのえ、日頃から腹式呼吸をしていただくと、夜もグッスリ眠れ、ストレスも軽減できると思います。