肩こり腰痛などの体調不良や、疲れている方々は、いつも、意識的に考え続けるクセがあります。
人の意識は、潜在的な意識が90%で、顕在意識(表面的)が10%と言われています。
「これから、何をやらなくてはいけない」など、潜在的な意識で考え過ぎています。
そのため、1日の活動消費エネルギー(60%)と同等な位、精神的なエネルギーを使い、体力そのものが保てなくなます。
施術中、リラックスしているお客さま以外、疲れ切って寝てしまっている方の潜在意識は、つねに考え続けています。
頭で、グルグル考えつづけているように、潜在意識もグルグル考えつづけ活動しています。
潜在的な意識の波長が、つねに伝わってきます。
そのような状態では、自分で自分をなおす自己治癒力が不足します。
自己治癒力は、頭のなかの「脳の呼吸」と言われ、「第一呼吸」とよばれていて、たいへん重要な呼吸となっています。
皆さんが、知っている呼吸といえば「肺呼吸」ですが、その肺呼吸は第二呼吸とよばれています。
その第一呼吸の脳の呼吸(生命力)は、脳せき髄液というリンパ液を、脳から背骨に循環させ、人間は生きていますが、その脳の呼吸が、考えつづけている方は浅いのです。
施術中は、頭の骨から伝わる「脳の呼吸」の振動のバランスを調整しています。
脳呼吸のバランスがととのってくると、今まで溜まっていた雑念がなくなり、スッキリした気分となり、副交感神経が動きだしますのでリラックスし、肩や腰痛などの不調が軽減し眠くなります。
頭痛持ちで、考え過ぎる方は、特に脳呼吸のバランスが浅い(悪い)ように感じます。
考え過ぎて疲れてしまう方は、1分でもいいので、何も考えない時間を1日何度も訓練をしますと、不安や心配などの取り越し苦労をしなくなります。
考え過ぎは、体力を使い疲れます。