冬以外でも手足が冷たい方がいらっしゃる。

「筋肉量の低下で、身体の末端まで毛細血管から血液が届かない」そんな事もあるでしょう。

血液循環が悪ければ手足の先が冷えるのが一般的です。

気温が低い時には血流を鈍らせ、暑くなると発汗させ汗を出させる自律神経。

しかし、自律神経の乱れや血液の循環以外にも冷える要素はあるのです。

血流が安定していても、腰から下が氷水に浸かっているかのような冷たさ。
いくら寒くても、氷の中に足を入れている冷たい感覚は普通はありません。

どうしてこんな事が起こるかは、多分ドクターでも判る方は少ないでしょう。

肩こりなどもそうですが、肩周辺がガチガチなら慢性的な肩こりになりますが、
本人が肩の異変に気がつかない、肩の違和感を感じない自律神経の失調もあるでしょう。

それとは別に、肩周辺が硬くなく柔らかい方でも、肩こりを改善する為に来られる方がいます。

肩を触っても筋肉が硬くなく、どこが肩こりなのか判らない時があります。
しかし、ご本人は肩が辛くなんとかしたいと来られる訳です。

神経の乱れで肩がこっている錯覚に陥っているようです。

これは、神経や血流に関係なく、ましてや自律神経の大きな乱れ(少しの乱れはある)でもなく
違う要素で肩こりを感じています。

氷水に足を入れている位、足が冷たい感覚と一緒です。

東洋医学の基本で陰陽五行説というものがあります。
「陰」が副交感神経で「陽」が交感神経。
この陰陽のバランスを整えると自律神経は正常になるという考え方。

この陰陽五行より、もっと深いところにヒズミがあると、体調は崩れ原因不明の疾患になります。
それが潜在意識です。

肩腰が痛く、医療機関に行って原因が分からないのに「正常です」と言われる状態。
正常なのに肩腰が痛い。
とりあえず湿布薬で様子を見るような感じです。

先ほど書きましたように、自律神経のバランスで手足が冷えることはあっても、氷のように冷えたり
はしないのです。

手足が氷のように冷える、精神的なストレス、悩み過ぎて気力がない、そんな方は潜在意識の調整を
オススメします。