どちらかの肩が段々と痛くなり、特に拳上の角度で痛みが増す状態を四十肩、五十肩といいます。

私も、十数年前に、この五十肩の激痛を体験しました。

その時は、ベッドに寝る時、肩がシーツに触れるだけでジワーっと痛くなり寝る角度を探すのが大変でした。
私の場合は、左右の肩、特に右肩の激痛が酷くなりました。

電車で、つり革につかまる時も、左手で右の肘を上にあげなければつり革につかまれない程の痛みでした。
また、ふだん腕をブラーンと下にたらすと痛くなるので、ズボンのポケットに片手を入れ、包帯で肩を吊るような感じが一番楽でした。

四十肩、五十肩の痛みは、肩周辺の骨や腱の石化といわれてます。

肩の痛みで来院される、お客様の痛みの度合いが強いと、私も同じように痛くなります。
その痛みは、数時間から数日続くこともあります。

痛みのストレスが伝染するのです。
それは、私だけかもしれませんが、ストレスが多い方の意識が、私に入ると同じような所が痛くなります。
痛みが伝染するよに、その方のストレスが伝染すると思ってます。

先ほど、書いたように、肩の痛みなど腰痛もそうですが、交感神経の緊張で血流の流れが遅くなり、筋肉や骨に酸素や栄養が届きにくくなると、硬くなってきます。

毎日、小さなストレスが積もり積もって、その方の一番弱い所に痛みが出るのが、痛み痺れの根源です。

どうして血流が悪くなるのか?
どこが悪くて血流が遅くなるのか?
どうして自律神経が乱れているのか?

一つには、内臓疲労で血流が落ちてる。
ストレス漬けの毎日で自律神経の乱れてる。
その人のストレスとなる考え方を調整する。

カウンセリングで調整できれば早いですが、知らない間にストレスになる部分を排除する。
自然に、考え方を調整すれば悩みストレスを排除することも可能です。
でも、これは時間がかかるため、考え方を少し変えていただくのが手っ取り早い。

ストレス増加で五十肩、身体の不調のすべては自律神経の失調ですが、そのストレスとなるのは意外なモノです。