肩こりになる方は、首から背中にかけて僧帽筋に緊張があります。

緊張がつづくと筋肉が収縮するので、殆どの方はこの僧帽筋のハリが肩こりとして感じます。

肩こりが酷い方は、僧帽筋の奥の肩甲挙筋と小菱形筋、首から肩甲骨につながっている二つの筋肉。

ここが硬すぎると、実際に僧帽筋より硬いのですが、ここを緩まないことには慢性的な肩こりは直ぐにはとれません。

寝違いによる首の痛みもここが多い。

勉強し過ぎの学生さんと、スマホ見過ぎの方は、下を向いてる時間が長いので、バッチリ首周辺の筋肉のストレスになってます。

また、肩甲骨の内側、大菱形筋、ここも痛い方が多いのですが、僧帽筋の奥の筋肉群が硬くなると、マッサージでは筋肉が緩みにくく、内臓下垂を引き起こします。

何れも、筋肉の緊張、筋肉のストレスになります。

そして、首と背中周辺の筋肉ストレスが、顏と頭を歪ませます。

顏と頭がゆがむと、脳に影響されますので、疲れたり気力が無くなったり感情の起伏が激しくなったりと、免疫系が落ちます。

顏と頭の歪みや捻じれは、運動やストレッチで改善しにくく、骨盤の歪みと顏と頭の歪みは相互関係があり、両方調整しませんと、肩こりや腰痛はもちろん、体質改善もできません。